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剣道普及のための国際的な取り組みと文化の理解

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剣道普及のための国際的な取り組みと文化の理解

今回は、『剣道世界普及のためにはというテーマでお話したいと思います。

今日は剣道の普及活動における国際的な取り組みや文化の理解、さらにオリンピック競技としての可能性について解説します。剣道愛好者や指導者、文化交流に興味がある方はぜひご覧ください。

こんにちは、世界中で剣道を広めることを目指している剣道家、梶谷彪雅です!剣道の魅力をYouTubeで発信したり、講演会を開いたり、指導にも力を入れています。

今回の記事は、毎朝voicyという音声メディアで配信している「#剣道世界普及を目指す梶谷彪雅の雑談ラジオ」で2024年2月21にお話しした内容から、編集して紹介させていただきます。

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剣道普及のための国際的な取り組みと文化の理解

本日のテーマは「剣道世界普及のためには」というテーマでお話ししていきたいと思います。

インタビューで質問をいただきました。

海外での剣道文化と日本との違い

1つ目、「海外ではあって日本にない要素」です。

ここは難しかったんですけれども、海外にある部分で言うと、団体戦とか終わった後にすごい拍手して、お互いに「ありがとうございました」という感じの雰囲気があります。個人戦が終わった後も、お互いに「ありがとうございました」と伝えて、お互いに健闘を称えたり、ハグをしたりする部分があるんですけれども、そういった文化があるんです。

これは日本にあまりない文化だなと思います。日本より「交剣知愛」の部分が強いような気がします。感謝の気持ちとかが強いような気がします。日本だったら「ありがとうございました。よし、次の試合」と終わった後はもうそのまま次の試合に行っているようなイメージなんですけれども、これが海外ではより強いような気がします。

逆に「日本にあって海外にないもの」。これも結構難しかったんですけど、日本はやっぱり環境ですかね。環境の部分が大きいかなと思います。

例えば、道場や練習できる環境、この部分はやっぱり海外に比べると、道場の床とか、練習環境だったり、仲間の多さとか、例えば「いつでもこの道場に行っていいよ」とか、「錬成会をできるよ」という環境は、海外よりも日本の方が圧倒的に上だと思います。

海外では、毎週遠征とか練成会という文化はあまりないと思います。これは日本にあるものじゃないかなと思っています。

剣道人口増加のための戦略と認知度向上

次に「海外にはあるけど、それをおかしいと思うことは何か」

これは難しいね。僕が「おかしい」という立場でもないから、ちょっと難しい質問ですね。「おかしい」と思うことは特にないかな。ただ、逆にすごいなと思ったのが、日本の文化や考え方というのが、思った以上にやっぱり海外にも伝わっているということです。7段や8段の先生が、同じように海外で普及しようと考えている人がたくさんいて、そういった人たちが、礼儀作法だったり、正しい剣道というのをもうすでにほとんど伝えていると思います。

なので、海外に行った時に、5段の今来たような剣士が指導するのはおかしいと言われることもあるし、整列の時も、ちょっとダラダラしていたら怒られたり、黙想や礼儀作法の部分も丁寧にやらないとダメだということが、日本以上にある。これは「おかしい」というよりも、すごい部分ですよね。

僕は、剣道を堅苦しいと思う人が増えて欲しくないんで、日本では多分そのスタンスでいいんですけど、海外だと、逆に日本の文化を学びたいというスタンスなので、しっかりとした団体行動をしたり、先生に入っていったりとか、そういったことを日本で学んだことをそのまま伝えてもいいのかもしれないと思いましたね。

ちょっとここは難しいですが、「おかしい」というよりも、よりいいなと思った部分です。もうすでに伝わっていると思った部分です。

そして次の質問は、「日本の剣道人口が減っている中で、海外では増えているのはなぜか。なぜだと思うか?また、どうすればいいのか」という質問です。

これは、数字が実際に剣道人口がどれくらい減っているのか、僕もあまり分かっていないし、海外でどれくらい増えているのかも分かっていないので、数字についてあまり触れないんですけれども、どうやっていけばいいのかという部分については、やっぱり認知度を増やすことが大事じゃないかなと思います。

剣道に対する認知度、やっぱり日本の文化を学びたいという人は、多少なりとも今は特に強いみたいですね。これからどうなるかわからないですけれども、そう思っている時に、どんどん剣道の認知度が上がるような施策というのをしていく。

例えば、「鬼滅の刃」とか、漫画だとか、そういったものがあると思うんですけど、その時にやっぱり増えたらしいんですよね。そういった時に、もっと学びたいと思うような、惹きつける力という部分が必要だったんじゃないかなと思います。

やっぱり「鬼滅の刃」を見て剣道を始めたという人もいるんですけど、やってみたら思ったのと違ったという感じでやめる人もいるそうで、そういったところをうまくすればよかったんじゃないかなと思います。

剣道って、礼儀作法だけじゃなくて、やると楽しいんだよというところを伝えていく、この認知度を高める、楽しさを伝える、そういったところが必要になってくるんじゃないかなと思います。

オリンピック競技としての剣道の可能性と影響

3番目の質問、「剣道はオリンピック競技になるべきなのか」。

僕は、なってもいいんじゃないかなと思うタイプですね。オリンピックにしないとダメだとは思わないです。なぜなら、やっぱりデメリットも確実に出てくるからですね。

オリンピック競技にすることによって、競技性が増したり、今までないルールが追加されたりとか、そういったことがあると思うので、こうしないといけないとは思わないんですけれども、少なからず認知度が上がると思うんですよ。テレビ放送されたりするので、日本が優勝したり準優勝したりすると、より多分注目されますよね。

そういった意味では、僕は認知度を上げるために、なってもいいんじゃないかなと思います。ここで大事なのが、この「なってもいい」と考える人と、「いや、絶対ダメだ」と考える人、これ2つがあることによって、剣道を正しく守ろうとする人も出てくると思うんですよ。

僕はそれでいいと思っていて、そのオリンピック競技を見て、「剣道、楽しそう、やってみよう」「かっこいいな、思ってやってみよう」とやった上で、どんどん続けるわけですよね。

剣道って「生涯剣道」と言われるので、続けていく中で、なんかこれ、競技性にかなり偏っているのは、大人になった、年齢を重ねた時に、「もっとなんか正しい剣道を学ぼう」とか、「もっといい考えがあるんじゃないかな」と思っています。

そういったオリンピック競技はダメだという人に、学ぶ上で、「こういう考え方もあるんだ」という思考を手に入れることもできると思うので、でもそれって、やっぱり剣道をやめてしまったり、楽しいという領域を知らなかったら、もうやめてしまったら、学ぶ機会もないと思うので、まずはきっかけとして、認知度を上げるために、そういった部分で剣道に参加して触れてみて、そこから正しさとかいい部分というのを学んでいくことができると思うので、僕はあってもいいんじゃないかなと思います。

全員が全員「オリンピック競技にしろ」という人は出てこないからですね。なので、僕はなってもいいんじゃないかなと思います。

この記事では、剣道の世界的な普及に向けた取り組みと文化の理解について説明しました。
以下は、記事の要点と、それぞれのメリットとデメリットをまとめたものです。

  • 海外での剣道文化と日本との違い:
    • メリット:異文化間の交流を通じて剣道の普及が進む。
    • デメリット:文化的な違いによる誤解や対立の可能性がある。
  • 剣道人口増加のための戦略と認知度向上:
    • メリット:剣道の魅力を広く伝えることで新たな愛好者を獲得できる。
    • デメリット:認知度向上のためのコストや労力が必要。
  • オリンピック競技としての剣道の可能性と影響:
    • メリット:オリンピックへの採用により剣道の国際的な認知度が高まる。
    • デメリット:競技化に伴うルール変更や伝統の喪失の恐れ。

剣道の普及と発展のためには、異文化への理解と適応、認知度向上のための戦略立案、そしてオリンピック競技化の検討が重要です。異なる文化間での共有と協力によって、剣道の真の魅力を世界に広めることができるでしょう。

という感じで、本日はちょっとインタビューの質問をされたので、その部分について回答させていただきました。

本日のテーマは「剣道普及活動を普及するためには」というテーマでお話しさせていただきました。ぜひ皆さんも考えてみてください。ということで、本日も皆様にとって最高の1日になりますように。じゃあまたね、バイバイ。

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