こんにちは、世界中で剣道を広めることを目指している剣道家、梶谷彪雅です!
剣道の魅力をYouTubeで発信したり、講演会を開いたり、指導にも力を入れています。
今回の記事は、毎朝voicyという音声メディアで配信している「#剣道世界普及を目指す梶谷彪雅の雑談ラジオ」で2022年12月26日にお話しした内容から、編集して紹介させていただきます。
(※今回の記事を音声で楽しみたい方はコチラ)
剣道でプロテインは飲んだ方が良いの?中学・高校時代は飲んでた?
今回は、『剣道でプロテインって飲んだほうがいいんですか?』というテーマでしたいと思います。
剣道を強くなりたい人、筋力トレーニングや食事習慣、栄養管理に関心がある人に読んでもらいたいお話です。
タンパク質不足を補う手段としてのプロテインについて
まず、プロテインはタンパク質の一種で、肉や卵、納豆などからも摂取できます。
ただし、特に動物性のタンパク質である肉や魚は、直接食べた方がより効果的です。
しかし、タンパク質が不足している場合は、プロテインで補う必要があります。
それは、タンパク質が不足したまま練習やトレーニングをしても意味がないからです。
要は、自分に合ったタイミングで、適切な量を摂取することが大切です。
プロテインは食事とのバランスを考えて、適度に摂取すれば、筋肉をつけるための効果的な手段となります。
梶谷彪雅が考える、プロテインが重要な理由
私は小学校の頃からジュニアプロテインを飲んでいたんです。
中学校になると普通のプロテインを飲んだりして、高校になったらプロテインの量が増えた気がしますね。
中学校までは、毎日プロテインを飲んでいたわけじゃないんですよ。
自主トレーニングをしているときに飲んでいた感じでしたね。
でも高校に入ってからは、プロテインを飲むことが習慣になっていたんです。
練習が終わった後に必ず飲んで、またトレーニングや自主トレーニングをするときにも飲んで、食事の感覚でプロテインを摂取していました。
プロテインには色んな種類があるんですけど、私は高校時代に体重を増やすために、糖質が多めのプロテインを飲んでいましたね。
身体を大きくしたい人向けのプロテインっていう感じでしょうか。
そして大学時代もプロテインは欠かさず飲んでいました。
もちろん、食事だけで栄養バランスをとることが理想なんですけど、中学・高校時代の食事だと、全ての栄養素を補えているわけじゃないんですよね。
だから、私はプロテインで足りない栄養素を補うことがとても大切だと思っています。
食べることの意識化がもたらした高校生活での変化
中学校時代は、高森中学校はコンビニに行くにも歩いて40分から50分かかる場所にありました。
買い物に出ることができず、食事は寮食だけに制限されます。
その結果、間食ができなかったため、食べる量も減りました。
一食をたくさん食べたとしても、身体を大きくするためには、その後の空腹時間を作らないことが大事なので、常に食べ続けることが大切です。
高校生時代は、九州学院高校の寮が近くにあったので、毎時間、授業の合間の5分10分の休みを利用して、部室に炊飯器を置いて、毎回おにぎりを作っている選手もいました。
私は教室で食べるために、寮でご飯を自分で握り、おにぎりを作っていました。
そうすると、私は中学校時代から高校時代にかけて体重が急上昇し、50kgから65kgに増加し、高校3年生の時には最大で78kgに達しました。
自分の身体を作ることを意識したのは、練習試合のとき、相手に態勢を崩されて足が上がってしまった経験からです。
当時は、崩されるような先輩はいなかったので、怒られました。
「そんなんでレギュラー使えるか」と。
なので、高校時代は自分で体を作るために、しっかり食事を摂ることを意識するようになりました。
高校時代は食べることは強要されることはありませんでした。
そのため自分自身で意識して食べなければ、身体を大きくすることはできなかったです。
なので、最初の頃は本当に辛かったです。
ご飯を山盛りにして、おかずがなかったので、寮食のおかずだけではなくふりかけや卵などを買い足して食べました。
練習量の変化がもたらす健康リスクと、改善に向けた取り組み
高校時代は、練習量がキツかったのですが、大学に入学してから練習量が減ったため、筋肉は脂肪に変わっていくという状態に陥ってしまいました。
大学を卒業する頃には糖尿病予備軍と診断されるほどの健康状態でした。
ですが、最近は食事生活を改善し、現役生のように食べることはなくなりました。
また、お酒も飲まなくなり、家族や嫁さんも一緒に飲まなくなったため、自然と体重も減ってきました。
最近は運動も積極的に取り入れ、脂肪から筋肉へと変わっていき、健康診断でも「数字が改善されていますね、何かダイエットされているんですか?」と言われるほど、改善されました。
超回復を意識しつつも継続的な努力が必要な理由とその効果
私が大学4年生の時にコロナの影響で練習不足に陥ってしまいました。
その時に、本当に練習しているからこそ、脂肪が筋肉に変わっていくこと痛感し、併せて食生活も重要だと実感しました。
「どうやって筋肉を早くつけることができるのか?」「スピードは上がるのか?」という質問についてを受けることがあります。
その場合、食事とトレーニングを両立させることが大切だとお答えします。
トレーニングはガッとやった後に一週間休むという方法ではなく、習慣化して継続的に努力することが大切です。
筋肉をつけるためには、超回復を意識することも大切ですが、素振りや足捌きなどは習慣化しなければ身につかないため、継続的な努力が必要です。
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