今回は、『来たら返す、来なかったら行く勇気を持つ方法』というテーマでお話したいと思います。
今日は効果的なフェイント、技の打ち方、心理戦を駆使した練習方法を解説し、剣道での勝利への道を指南します。
こんにちは、世界中で剣道を広めることを目指している剣道家、梶谷彪雅です!剣道の魅力をYouTubeで発信したり、講演会を開いたり、指導にも力を入れています。
今回の記事は、毎朝voicyという音声メディアで配信している「#剣道世界普及を目指す梶谷彪雅の雑談ラジオ」で2024年2月14日にお話しした内容から、編集して紹介させていただきます。
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剣道での勇気の重要性
本日のテーマは「来たら返す、来なかったら行く勇気を持つ方法」というテーマでお話をしていきたいと思います。
出て良し、引いて良しという言葉がありますが、剣道では前技を打ったり、引き技を打ったりすることもあります。自分から一本打ちの技や飛び込み技を打つことや、相手が来た時の応じ技も大事になってきます。
「来たら返す、来なかったら行く」の意味
来たら返すというのは勇気が必要だと思いますが、自分から行く技は勇気が出ないというのは分かります。
特に最近、私はそういう風になっています。
昔、現役生の時はどの技を打っても当たる気がしていました。打って当たらなくても「大丈夫、大丈夫。捌けるし、打った後さばけば大丈夫だし、対応すれば全然大丈夫」と思っていました。
ですが、最近はそんなことを言ってられないんです。技の判断ミスをすれば打たれてしまうし、打った後に足が止まってしまうこともあります。これは自分が練習不足なのが悪いんです。
特に自分より力のある選手に対しては、現役の時は「よっしゃ、絶対勝ってやるぜ。何を打っても大丈夫」という気持ちでした。
自信が試合に与える影響
しかし、最近はちょっと怖いです。この技を打ったら打たれそうだなという気持ちになってしまいます。
では、なぜこの勇気が出なくなってしまうのか、ここが重要なポイントだと思います。やはり、自分の今の技にどれだけ自信があるかが試合にも影響してきます。
試合の時、稽古の時に「うわ、これを打ったら、打たれそうだな」というのは、技の練習だったり、日頃の稽古から自信のある技になっているかどうかが試合で打てるか打てないかにつながってくると思っています。
技に自信を持つことの重要性
全く練習していない突き技や、全く練習していない技をいきなり打とうとしても試合では打てませんよね。
それと同じで、今まで面打ちをいっぱい練習してきたのに、ここ最近は小手打ちばかり決めていたから、小手に頼っていた。
技の練習もあまり面打ちはうまくいかない。そうなってくると、やはり試合では面技は使えないですよね。
自信がなくなってくると、「打って大丈夫かな。最近小手で一本決めてるからな。なかなか打つ勇気が出てこない。」という気持ちになります。なので、結論としては、技に自信を持つことが解決策です。
では、どうやったら技に自信が出てくるのか。これは練習しかないと言われますが、実際にはその練習内容が大事だと思っています。
ただ毎日面打ちをやっていればいいのかというと、そうではありません。やはり対人競技なので、タイミングや打ち方などが重要になってきます。
おすすめの練習方法は、相手に避けてもらう練習です。これはよく伝えている練習なのですが、相手に「今から面を打つから避けて」と言います。
そうすると、相手は避けてくれます。それよりも早く打つ、あるいは避けるタイミングをずらして打つ、間合いに入ってみる、そういったことをやることで打てるかどうかが分かります。
これが面に来ると分かっているのに対して避けられずに面が当たるのであれば、それは自信になりますよね。この領域に持ってくることができれば、試合でも使える技になってきます。これはぜひやってみていただきたいと思います。
次に、避けるだけではなく、「自分が今から面を打つから、面の応じ技を打ってくれない?」という練習方法も有効です。
避けるだけだとあまり怖くないのですが、相手が面に対して出鼻小手や抜き胴などの技を狙ってくるのに対して面を打つこともかなり練習になります。
どうやったら面に対して応じ技を打たれずに打てるか、こういった練習になります。対人競技、対人稽古ができる人は、これを絶対にやってください。ものすごく稽古になります。
この2つ、相手に避けてもらう、実際に応じ技を打ってもらう、それに対して面を狙っていく、小手を狙っていく、そういった練習をしてみてください。
今回のタイトルは「来たら返す、来なかったら行く」という稽古です。なので、今回の結論としては、相手に打ってきてもらう方がいいと思います。
例えば「小手を打ってきてくれない?」と相手にお願いして、練習すれば、相手が小手を打ってきた瞬間に小手返し面を打てるかどうかを試せます。
小手を狙われているが、それに対してどうやったら面技を狙えるのかを考えてみると、かなり実践的な練習になります。来たら返す、来なかったら行く、そういった練習ができると思います。
剣道は同じ人と稽古をずっとしない方がいいです。なぜなら、試合の時にはいろんなタイプとやります。なので、いろんな人と同じような内容でやってみてください。
相手が小手を打ってくるタイミングは全然違うと思います。そういった感じで、相手が避ける練習、あるいは打ってくる練習をやってみていただきたいと思います。
ということで、本日のテーマは「来たら返す、来なかったら行く勇気を持つ方法」というテーマでお話ししました。
少し実践的な内容が含まれていたので、難しい部分もあったかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。
まとめ
概要:この記事では、剣道における「来たら返す、来なかったら行く」という考え方と、それを実践するための勇気を持つ方法について解説しています。具体的な練習方法や心構えについても詳しく説明しています。
メリット:
- 剣道の技術向上に役立ちます。
- 試合や稽古での自信につながります。
- 実践的な練習方法を学ぶことができます。
デメリット:
- 練習には時間と努力が必要です。
- すぐに結果が出るわけではありません。
- 継続的な練習が求められます。
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ということで、本日も皆様にとって最高の1日になりますように。では、またね。バイバイ。
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