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剣道引き技マスターガイド:初心者から上級者まで

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このブログでは、剣道の引き技に焦点を当て、引き面、引き小手、引き胴の学び方から実践的な練習方法までを詳しく解説します。初心者から上級者まで、剣道の技術向上に役立つ情報を提供します。

今回は、『引き技を学ぶなら『引き面・引き小手・引き胴』のどれが一番いいか』というテーマでお話したいと思います。

今日は、剣道での滑らかな胴打ちの技術を習得するための練習方法、改善点、及びパターン練習について詳しく解説します。効率的な学習法で技術向上を目指しましょう。

こんにちは、世界中で剣道を広めることを目指している剣道家、梶谷彪雅です!剣道の魅力をYouTubeで発信したり、講演会を開いたり、指導にも力を入れています。

今回の記事は、毎朝voicyという音声メディアで配信している「#剣道世界普及を目指す梶谷彪雅の雑談ラジオ」で2024年2月7にお話しした内容から、編集して紹介させていただきます。

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引き技の基本から応用まで

本日のテーマは、「引き技を学ぶなら『引き面・引き小手・引き胴』のどれが一番いいか」というテーマでお話しします。

先日、「前技を学ぶなら?」というテーマでお話ししましたが、今回はその引き技バージョンです。

引き面と引き胴の効果的な学び方

結論として、もし私が学ぶとしたら、まず引き面を学んだ後に引き胴を学ぶというのが結論です。

その理由は、引き面が一番相手との距離が近く、振り下ろせば当たる距離にいるからです。

これは前技とは異なります。前技の時は「自分が得意な技を磨いて、そこから他の技も磨いていくことが大事だ」とお伝えしました。

引き技の場合、まず引き面を習得するのが良いと思います。なぜなら、振り下ろせば当たる距離であり、相手が仮に引き小手や引き胴を仕掛けてきても、引き面を打てば勝つことができるからです。

引き面に勝つ方法としては、自分より先に引き胴を打つことです。これは私が全中の全国大会決勝戦で実際に決めた技ですが、このようなことは滅多にありません。強ければ強いほど、このような技が決まりにくくなります。

なので、打つとしたら相引き面です。引き面に勝つ方法としては、相引き面を狙うという方法があります。そのため、引き面を学んでおく方が良いというわけです。

練習方法の改善と応用

引き面を学ぶことによるメリットは他にもあります。

まずは「打ち方」です。引き面を一本にするための踏み込みの仕方、引き面を一本にするための下がり方を学ぶことができます。さらに、打つ時の間合いも学ぶことができます。この間合いをマスターしなければ一本にすることが難しいので、この点も重要です。

面を学ぶことによって、引き技の多くの学びが集約されていますので、非常に良い技だと思っています。

戦略的な引き技の活用と実践

引き面を学んだ後は、引き胴を学ぶと良いとお伝えしましたが、その理由は簡単です。引き面を打つと、相手は手元を上げてきます。避けたりします。

先ほど伝えたように、相引き面を狙うイメージで打ってくる人がいますが、その場合は、それ以上のスピードで引き面を打ったり、「押して引き面」としてタイミングを変える必要があります。

しかし、大体の「引き技を打てない選手は」避ける動作をします。避ける相手には、手元が上がってくるので、引き胴が効果的になります。

三所隠しをしてくる相手にも、体捌きをしてお腹の部分を狙う引き胴を狙うことができますので、引き面を習った後は引き胴を習得すると良いでしょう。

そんな感じで、順番としては、引き面を学んだ後に引き胴を学んでいくというのが結論です。

次に、引き胴の打ち方の重要なポイントとしては、「引き胴の音」です。ここが大きな音でパチンと鳴るかが重要です。

引き技で超重要な2つのポイント

引き技の全てにおいて大事なのは「踏み込み」です。打突力が非常に強くても、踏み込みが弱いと一本に見えにくいということがあります。引き技を学ぶ時は、打突力だけでなく、しっかりと踏み込む力を強化することが非常に重要です。

もう一つ、引き技全般で重要なポイントとして「下がるスピード」があります。これはどの引き技に対しても重要ですので、しっかりと学んでください。

唯一、踏み込まないのが引き逆胴です。これは、踏み込まずに技を出す方法なので、体捌きや下がるスピードを学んでいく必要があります。

こんな感じで、いろいろな引き技を学ぶことが多いですが、もし私がもう一度学び直すなら、引き面を学んで、それが完璧に打てるようになったら引き胴を狙っていくということです。強くなればなるほど、避け方だけではなく、さまざまな場面でさまざまな技を打てるようになる方が良いので、その2種類を習得した後は引き逆胴などを練習していくと思います。

最終的には、全ての技が打てるようになってみてください。単純に引き面、引き小手、引き胴という技だけではなく、崩したり、タイミングを変えたり、フェイントの技などもありますので、そのあたりはまた後日放送でお伝えできればと思っています。

まとめ

この記事では、剣道の引き技、特に引き面と引き胴に焦点を当てて、それらの学び方、練習方法、及び戦略的な活用方法について説明しました。

  • 概要: 引き技は剣道において重要な技術の一つであり、特に引き面と引き胴は学びが集約されている技です。
  • メリット:
    • 相手との距離が近いため、振り下ろしやすい。
    • 相手が仕掛けてきた技に対して有効に反撃できる。
    • 踏み込みや下がるスピードなど、基本的な動作を改善する良い機会になる。
  • デメリット:
    • 習得には時間と練習が必要。
    • 強い相手に対しては技が決まりにくくなることがある。
    • 特定の技に依存しすぎると、戦術の幅が狭まる可能性がある。

引き技をマスターすることで、剣道の技術的な側面だけでなく、戦略的な思考も養うことができます。初心者から上級者まで、引き技の習得は剣道の実力向上に大きく寄与します。しかし、バランスの取れた練習と多様な技術の習得も忘れずに行いましょう。

ということで、本日のテーマは「引き面・引き小手・引き胴・引き逆胴を学ぶなら、一番最初に学ぶのはどれか」というテーマでした。

初心者や剣道を始めたばかりの方にも学びがあった内容だと思います。少しでも良いと思ったら、ぜひ拡散してみてください。それでは、本日も皆様にとって最高の1日になりますように。じゃあまた、バイバイ。

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