今回は、『相手の呼吸のタイミングなどから、動作を察知できるのか』というテーマでお話したいと思います。
今日は効果的なフェイント、技の打ち方、心理戦を駆使した練習方法を解説し、剣道での勝利への道を指南します。
こんにちは、世界中で剣道を広めることを目指している剣道家、梶谷彪雅です!剣道の魅力をYouTubeで発信したり、講演会を開いたり、指導にも力を入れています。
今回の記事は、毎朝voicyという音声メディアで配信している「#剣道世界普及を目指す梶谷彪雅の雑談ラジオ」で2024年2月19日にお話しした内容から、編集して紹介させていただきます。
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相手の呼吸から剣道のタイミングを読み取る方法
呼吸の変化を感じ取るコツ
相手の呼吸がきつくなり、吐いたり吸ったりするタイミングを見計らうことが大切です。しかし、私はこれをほとんど意識していません。特に、前技の時や構え合って攻め合いをしている時は、相手の呼吸を読み取るのは難しいです。
ただし、延長戦や激しい打ち合いの後など、相手の呼吸が乱れている場合は、その変化を感じ取ることができるかもしれません。しかし、それをもとに判断するわけではありません。一部の剣道家は、相手の呼吸を武器にしていることを知っています。
鍔迫り合いでの呼吸の活用法
鍔迫り合いの時は、相手の呼吸がより伝わってきます。相手が息を吸ったりする瞬間に力を加えると、相手は驚きやすくなります。この時、力を入れている時は息が止まっていることが多いので、吸っている途中に技の動作をすると、相手をびっくりさせることができます。
また、鍔迫り合いでの押し方も重要です。相手の拳と竹刀を自分のみぞおちに当たるように押すと、相手は驚きます。このような押し方を学ぶことで、鍔迫り合い中でも相手を崩しやすくなります。
実戦での応用と注意点
相手の呼吸からタイミングや狙う瞬間を作り出すことは可能ですが、これは比較的聞きやすい状況であればこそです。前技に関しては、あまり判断には使いません。しかし、フェイント技を使ってくる人はいるので、注意が必要です。
また、打つ前に「うっ!」と声を出すことで相手を驚かせることができます。このタイミングで応じ技を打つことが重要です。しかし、隙を見せるだけではなく、攻めが伝わるように使い分けることが大切です。
以上が、相手の呼吸から剣道のタイミングを読み取る方法です。ぜひ、半テンポの技面や「フっ!」という感じでワンテンポ作る技を使いつつ、鍔迫り合いの時に相手の隙を見つけてみてください。
まとめ:剣道において、相手の呼吸からタイミングを読み取ることは、技術の向上に役立つ重要なスキルです。鍔迫り合いでは、相手の呼吸がより明確に感じられ、これを利用して相手を崩すことができます。また、声を出して相手を驚かせることも有効な戦術です。しかし、これらの技術は状況に応じて使い分ける必要があります。
- メリット:
- 相手の動きを予測しやすくなる。
- 鍔迫り合いで相手を崩しやすくなる。
- 声を出すことで相手を驚かせ、有利な状況を作り出せる。
- デメリット:
- 相手の呼吸を読むのは練習が必要で難しい場合がある。
- 誤って呼吸に集中しすぎると、他の重要なポイントを見逃す可能性がある。
剣道の技術を向上させるためには、相手の呼吸を読み取ることが重要です。鍔迫り合いでの活用や声を出す戦術など、様々な方法を試してみてください。ただし、これらの技術を使いすぎないように注意し、バランス良く技術を磨いていきましょう。
皆様にとって最高の1日になりますように。またね。バイバイ。
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