今回は、『身長が大きい選手も足さばきが使えればめちゃ強い』というテーマでお話したいと思います。
今日は効果的なフェイント、技の打ち方、心理戦を駆使した練習方法を解説し、剣道での勝利への道を指南します。
こんにちは、世界中で剣道を広めることを目指している剣道家、梶谷彪雅です!剣道の魅力をYouTubeで発信したり、講演会を開いたり、指導にも力を入れています。
今回の記事は、毎朝voicyという音声メディアで配信している「#剣道世界普及を目指す梶谷彪雅の雑談ラジオ」で2024年2月18日にお話しした内容から、編集して紹介させていただきます。
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身長が大きい剣道選手の秘密: 足さばきの重要性
本日のテーマは「身長が大きい選手も足さばきが使えればめちゃめちゃ強いよね」というテーマでお話ししていきたいと思います。
それを感じたのが、先日フランスオープン大会で対戦した、ヨーロッパ大会で2連覇をしたルカ選手、フランス代表の選手なんですけれども、身長がもうめちゃめちゃ大きいんですね。多分180とか190とか、それぐらいあると思うんですけれども、そんな選手がもうめちゃめちゃ足を使うんですよね。結構日本の選手だと、どっしり構えて「ズドン」と打ってくるようなイメージです。擬音語が多いですね。
しっかり構えあって、飛び込んでいくようなスタイルが多いと思いますけれども、そうではなくてめちゃめちゃ足を使うんですよね。
でも、ちろん構えあっての攻めからの技、引き込んでの技、飛び込み技、いろんな技を打てるので、ただでさえ身長が大きくてスピードも速い選手がさらに足さばきを使える、使われると、ほとんど何も打てないんじゃないかなというように思っております。
身長の利点を活かす足さばきの技術
実際に対戦した感想としては、やっぱりね面が届かない、足使われる、ただでさえ身長が大きいので届かないのに対してさらに足さばきを使われると全然技が届かないんですよね。
小手技もすかぶるぐらいの感じです。懐が大きいので、手を引くだけで、小手の位置が全然自由自在に変わってしまうっていうような感じなんですよね。
もう、本当にそんな感じで、実際に僕も先日もお伝えしましたけれども、小手打ちを狙うしかないなと思って、小手技を狙ったんですけれども、最初1本目コテを決めることができました。
身長が小さい選手のための戦術と対策
ただ、完全に誤審といっても過言ではない、個人って言ったら審判の先生方にちょっと失礼かもしれませんが、面をしっかり打たれてたんですよね。でも、私の方に上がりました。
また、これは打つ前の作りだったり、いろいろあると思いますが、完全に上から乗られたなっていうように思ってたんですよね。
2本目なんか悔しくて、ちょっともう1回打ってやろうと思って、もう1回小手に行ったら、案の定っていうかもうしっかり上からまた乗られて、もうここで2本負けしたような感じでした。
フランスオープン大会で学んだ剣道の教訓
この時にやっぱ感じたのが、やっぱ引き込んで打つ技、足さばきを使われてるか、使っているからこそ、この引き込み技っての使えると思うんですよね。
ただ手打ちだけでこう引き込んで打ったら、力が抜けている見た目みたいな感じになって、あんまりうまく打てないと思うんですけども、足をね、しっかり準備できてるからこそ打てる。これがやっぱね、身長が大きくても足さばきを使える人の強みっていうか、強い部分だなっていうようなところを感じました。
1本1本のね、勝負の状態で、最後に決めた技が小手技でした。結局小手技なんですけれども、この時にね、なぜ打てたかって言うと、たまたま相手の足が止まって、手元が上がった瞬間を捉えることができたんですよね。
なので、常に足さばきができたらもう最強なんですけれども、そういった隙を逃さない事っていうのはもちろんとても大切になる部分かなというように思っております。
足が止まったら打たれてしまうんですけれども、他にも、自分いろんな技を狙ったんですよね。すごい時間は短かったんですけど、狙ったんです。
けれども、反応がめっちゃ速くて、足さばきも使いながら、上半身の反応しないを使って避けたりとか、体を使って体捌きをしたりとかっていうのがすごく反応が速くて、なので打ってもですね、避けられるんですよね。捌かれるんですよね。
手で避けられるし、体でもさばかれる、これがねものすごく厄介だなっていうように感じました。
身長が大きいからずっと足を止めてどっしりしておけばいいっていうわけでもなくて、やっぱり大事な部分、自分が打つ瞬間だったりとか、相手から狙われる瞬間っていうのは、しっかりとですね、反応すること、足さばきを使うこと、大捌きをすること、これがね、やっぱりとても大事ではないかなというように思います。
身長が小さい方はね、もちろんそういったことは大事になると思います。なぜなら止まっていると、大きい選手に完全に乗られてしまうからですね。
やっぱりルカ選手も、身長が小さい相手とやるときに、うまくね間合いを盗むっていう方法で、もう相手が反応できないような面打ちもできるので、そういった時に、多分足使ってなかったら、完全に打たれてしまってると思います。
団体戦の決勝戦ね、中林選手、僕よりちょっと身長が大きいくらいかな?とルカ選手、めちゃめちゃ身長差がある対戦では、中林選手、めちゃめちゃ足を使ってました。
そして、最後は飛び込み面を決め、飛び込んで決めるって凄いですよね。タイミングをずらして、ルカ選手が面に来ようとするところを、先に面に乗ったんですよね。
やっぱり、身長が小さい選手は、大きい選手に対して、足捌きを使いながら、タイミングをずらしたりして攻めていくっていうことがとても大事にはなると思うんですけれども、大きい選手も、しっかりと足さばきを使っていくこと、これはとても大事になるんじゃないかなというように思っております。
まとめ: 身長が大きい選手の足さばきの重要性
この記事では、剣道における身長が大きい選手の足さばきの重要性について説明しました。以下は、このテーマの概要と、足さばきを鍛えることのメリットとデメリットです。
- 概要: 身長が大きい選手は、足さばきを使うことで相手に届かない技を打つことができ、戦術の幅が広がります。
- メリット:
- 技の届く範囲が広がる。
- 相手の攻撃を回避しやすくなる。
- 戦術のバリエーションが増える。
- デメリット:
- 足さばきの練習には時間と労力が必要。
- 身体のバランスを崩しやすくなる可能性がある。
- 過度な足さばきは体力を消耗させる。
最終的に、身長が大きい選手でも足さばきを鍛えることで、剣道の技術を向上させることができます。身長が小さい選手も、足さばきを鍛えることで大きい選手に対抗することが可能になります。剣道を学ぶすべての人にとって、足さばきの練習は非常に重要です。
ということで、本日は、「フランスオープン大会で学んだ身長が大きい人も足を使うことはとても大事だよね」というテーマでお話しさせていただきました。
今日の話、少しでも参考になったら、SNS等で拡散していただけますととても嬉しいです。よろしくお願いいたします。ということで、本日も、皆様にとって最高の1日になりますように。じゃあまたね、バイバイ。
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